天然ヘナはなぜ髪が染まるのですか?また、染まりにくい場合があるのはなぜですか?
天然ヘナが髪を染める理由は、ヘナの葉に含まれる
ローソニア(lawsone)という天然色素にあります。
この色素が髪の主成分である
ケラチンタンパクに吸着することで、髪に色が定着します。
一般的なヘアカラーのように髪の色を脱色して染めるのではなく、
天然ヘナは
植物の色素が髪のタンパク質と結びつくことで発色するという、とてもシンプルで自然な染色方法です。
この染色の仕組みは数千年前から変わっておらず、昔から水とヘナの葉だけで染められてきました。
ヘナが染まりにくくなる原因
ヘナの染まり方は、髪の状態によって変わることがあります。
特に現代の髪には次のような成分が残っていることがあります。
- 縮毛矯正やストレートパーマの処理剤
- 強いトリートメント成分
- コーティング系のスタイリング剤
- カラーやパーマの残留成分
これらの成分が髪の表面に
膜(コーティング)を作ると、
ヘナの天然色素が髪の内部に入りにくくなる場合があります。
この現象は、髪に成分が吸着する
物理吸着(ファンデルワールス力)などの影響によって起こることがあります。
ストレートやパーマの後に染まりにくい理由
ストレートパーマやパーマの施術では、
手触りを良くするための処理剤やコーティング成分が使われることがあります。
これらの成分が髪に残っている場合、天然色素であるヘナが入りにくくなることがあります。
ただし、ヘナ自体が染まりにくいわけではなく、
髪の状態や施術履歴(前歴)によって染まり方が変わるというのが実際のところです。
天然ヘナをきれいに染めるために大切なこと
天然ヘナを美しく染めるためには、髪の履歴を確認することが重要です。
- 縮毛矯正やストレートパーマ
- カラー履歴
- 強いトリートメント処理
- 過去の薬剤施術
こうした履歴を踏まえながら施術を行うことで、
天然ヘナの良さをより引き出すことができます。
天然ヘナはとてもシンプルな染色方法ですが、
だからこそ
髪の状態を正しく理解することが大切なのです。