Q. アーユルヴェーダでは朝と夜、運動するならどちらがおすすめですか?

Q. アーユルヴェーダでは朝と夜、運動するならどちらがおすすめですか?

A. アーユルヴェーダでは、基本的に朝の運動がおすすめとされています。

「健康のために運動を始めたいけれど、朝と夜どちらがいいの?」という質問をいただくことがあります。

現代では「仕事が終わった夜にジムへ行く」という方も多いですが、アーユルヴェーダでは、朝に体を動かすことが理想と考えられています。

その理由は、朝の運動によって眠っている間にゆっくりとしていた身体が目覚め、全身の巡りが良くなり、その日一日の代謝や消化力が高まりやすいと考えられているからです。

アーユルヴェーダでは「消化力(アグニ)」をとても大切にしています。

消化力とは単に胃腸の働きだけではなく、食べたものをエネルギーへ変え、髪や肌、筋肉など体を作る力そのものを意味します。

朝に軽く体を動かすことで、この消化力が高まり、食事から必要な栄養を取り込みやすくなると考えられています。

一方で、夜遅い時間の激しい運動はあまりおすすめされていません。

仕事や家事、育児を終えた体は、すでに一日頑張ってエネルギーを使っています。

そこへさらに息が切れるほどの運動をすると、交感神経が優位になり、寝つきが悪くなったり、疲れが翌日まで残ってしまうこともあります。

もちろん、「夜しか時間がない」という方も多いでしょう。

その場合は無理に朝へ変える必要はありません。

大切なのは、激しい運動ではなく、心地よく終えられる程度の運動を選ぶことです。

例えば、

  • 20〜30分のウォーキング
  • 軽いストレッチ
  • ヨガ
  • 深い呼吸を意識した体操

このくらいでも十分です。

アーユルヴェーダでは、「体力の半分程度でやめる」のが理想と言われています。

「まだ少し動けそう」と感じるくらいで終えることが、翌日も元気に過ごせる秘訣です。

私のサロンへ来られる30〜50代のお客様の多くは、お仕事や家事、子育てなどで毎日忙しく過ごされています。

そのような方ほど、「もっと頑張らなければ」と思ってしまいがちですが、実は必要なのは頑張ることではなく、回復する時間をつくることです。

ヘナやアーユルヴェーダの施術は、外側から髪や頭皮を整えるだけではありません。

ご自宅で朝に5〜10分だけでも軽く体を動かす習慣を取り入れることで、血液の巡りや代謝が整い、髪や頭皮にも良い環境づくりにつながっていきます。

健康も美しい髪も、一日で手に入るものではありません。

だからこそ、無理な運動を続けるよりも、「明日も続けたい」と思える運動を毎日の生活に取り入れることが、アーユルヴェーダでは何よりも大切だと考えられています。

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